本格的な登山は昨年始めたばかりの我々夫婦。当然雪山は初めてで装備も持ち合わせていないためツアー参加です。日光那須アウトドアサービスさんにお世話になりました。鬼怒川レジャー公園で合流し、営業所でシューズと手袋をレンタルしました。
JR東武日光駅で一組合流し、いざ出発。朝日に染まる女峰山。いい山だなー。
トレッキングスタート地点までは狭い林道を進んで行きます。雪道で路面も凸凹ですが、そこは慣れた様子で車はグングン進んで行きます。自分ではちょっと来たくない道です。。
つきあたりのゲートで下車し、ここからトレッキングスタートです。
3人のガイドさんと9人の参加者で隊列を組んで、しばらくつづれ道を登って行きます。普段、スキーやボードもほどんとやらないため、冬山に行くことのない僕たちは、単純に雪の中歩いていることが楽しくて気分は上々でした。気温は低く大分着込んでいたのですが、歩いていると意外と暑くなってきて何度か着衣調整してました。ガイドのおむすびさんは大分薄着になってました。
うん、気持ちよい空。
稲荷川展望台に到着。
展望台からの風景。大分標高も高く、街が遠く下の方に見えます。街の方は青空が広がり、天気も良さそうなのですが、逆に山側を見ると、、だんだんと霞んできました。ガイドさんいわく、雲竜渓谷は雪降ってるだろうね、とのこと。寒くなりそう。。
そこから林道をしばらく歩くと、洞門岩に到着。
そしてここで、初アイゼンの装着です。6本爪。思ったほど歩きにくくなさそうです。
そしてそして、崖の方を覗いてみると、、凍ってます!!これ見ただけでテンション上がります。滝でもなんでもないところでも、水が滴るとこうやって凍ってどんどん大きくなっていくんですね。
そして、いよいよここから川ルートに入っていきます。まず、渓谷そのものの風景がすごい。大きく圧倒される。雪の渓谷も初めて。わくわくが止まりません。
途中何度も川を渡ります。ストックでバランスを取りながら。結構緊張します。
徐々に氷柱がちらほらと見えてきます!
何度か渓谷を巻いて凍った斜面をアップダウンします。細い道やロープでの下りもあり、慎重に進んで行きます。雪山登山って感じですね。。
風景とカメラに夢中で私をほったらかしにしないでよと嫁につつかれますが、危ないところはこうして手を取り合いながらね。
ツルツルの急な階段を注意して降り、川を登り、谷間に入っていくと・・・
吹雪もおさまりうっすら青空も見えてきましたよ。氷の芸術ですね。
そして狭い谷間を抜けると・・・
本日の核心部!!氷柱どーん!氷とツララのカーテン!
すごい迫力!これでも一部氷柱が溶け落ちてしまってます。ここが氷の神殿と呼ばれているところです。
裏側に潜り込みます。アイスクライミングしている人も結構います。今気づきましたが、右のツララ半分落ちかけてますね。
ホントに大きい。
落ちた氷柱。こんなのが直撃したら・・・。
ツララ尖り過ぎ。暖かくなりつつ、いつ頭上へ落ちてくるか分かりません。下には近づかない方がいいでしょう。ヘルメットは必須ですね。氷柱はゴオオッと内部で?折れたような音を何度か発していました。恐ろしい。
人が入るとスケールが良くわかります。圧巻。
ドタバタと写真を取り、少し先にすすんだ見晴らしの良い場所でお昼休憩。カレーヌードルが体に染みます。ガイドさんからは温かい紅茶の差し入れも。
しばし風景を堪能した後、帰路につきます。、
名残惜しいですが、この景色をしっかり見納めて。
帰りは、ひたすら車道歩きなのですが、ところどころで林の中に入り尻滑り!初めてやりましたが非常に良く滑ります。そんなこんなで地味な道のりを結構楽しみながら無事に下ることができました。
初めての雪山トレッキング、不安もありましたがツアーに助けられ無事に終えることができました。自分たちではとても来れませんでした。そして今回の結論、雪山は楽しい!!来年は装備を整え、雪山チャレンジしたいです。
解散後は日帰り温泉で疲れを癒し、帰りの旅路に。
若干逆方面ではあったものの、東北道を北上し上河内SAに寄って最後に餃子をいただきました。スマートIC、こういう時に便利ですね。ここでUターン。
初めての栃木、かまくら祭りの幻想的な風景・圧巻の氷瀑の風景、最高でした。そして思いのほか日光の山々の風景が素晴らしく、次回は中禅寺湖・男体山あたりに是非行ってみたくなりました。
ではでは。
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